2ペンスの希望

映画言論活動中です

2014-06-07から1日間の記事一覧

風前の灯 後編

「風前の灯」について 続きを書く。 ここ数十年、とりわけ21世紀に入って、国産映画は、ヒエラルキーが弛み、メジャーとマイナーの差がなくなり、玉石混交を超えた液状化が進んだ。その結果、みそもクソも一緒くたになってマーケットに出荷される。人々に…