2ペンスの希望

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映評

ちょびっとだけお手伝いした友人の映画がやっと東京公開になった。
キネマ旬報に映画評が載った。
評者は70代と50代の男性評論家二人+40代の女性ライター一人の計三人。
順にそれぞれ☆☆(悪くはないけど)☆☆☆(一見の価値はあり)☆☆☆☆(オススメ)だった。女性ライターの評価が一番高かった。たった三人で評価を云々するのは早計に失するが、受け入れられる映画の好み・世代交代が進んでいることを改めて感じた。
70代半ばの手練れは手垢にまみれた図式で無いものねだり、50代は蓮っ葉な商品価値論でお茶濁し、40代の女性ライターだけが映画と正面から向き合い感じた想いを語ろうとしている。そう感じた。
旧態が退場し、中年のボンクラを追い越して、活きのいい部隊が切磋琢磨する時代よ、早く来い。