2ペンスの希望

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「高瀬泰司とその時代」

今回も備忘録。昨日夕方から京大西部講堂に行ってきた。

「高瀬泰司とその時代」高瀬泰司さんの三十三回忌の催し。

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長椅子、パイプ椅子、平台の上に茣蓙座敷、立ち見でほぼ満員。目分量でざっと四百人超。半数以上はシニアというかロートル(拙管理人もその一員)、半分弱は30代40代50代と思しき人々、20代らしき方々もチラホラ見える。

第一部の映画については、コメントしない。

第二部は、新開純也さんの挨拶「三回忌や七回忌はそれなりに人は集まるが、三十三回忌ともなると人は減りフツウ寂しくなるもの。なのに、これだけの人が集まるのは泰ちゃんの人柄・人間的魅力の為せる業(技?)。参加者の半分以上を占める年配者は何らかの縁のある人でしょうが、生前の泰ちゃんを知らないだろう人々も数多くいる様子で、驚いている。有り難い」と始まった。清々しく真情あふるる言葉‥熱のこもった気持ちのいい会だった。

管理人にとってその昔 白樺派領袖はうっすら憧れる遠くの人だったが、実も情も徳も備えた人であることはすぐわかった。「おもろい」ことをいのちがけでやる人、行儀をわきまえた「自由人」‥‥そんな印象が今もクッキリ残る。

麿赤兒さんのソロ舞踏終わりで、講堂退出。

建て替わり様変わりした西部構内で、とにもかくにも西部講堂だけは五十年生き永らえた、ということ。で、今日は、唄で〆る。

1969年バリ祭、西部講堂で泰ちゃんが熱唱した Otis Reddingの “(Sittin'On)The Dock Of The Bay ”


Sittin' on the dock of the bay + lyrics