宇宙でも海洋でも生命でも 自然科学で解っているのは全体の3%程度だという話がある。科学者によっては、いや8%だ、20%という人もいる。いずれにしろ、まだまだ解明されていないダークマテリアル、ダークエネルギーがたくさん眠っているというのが科学者の常識だそうだ。(小川洋子さんの本『科学の扉をノックする』【初版2008年4月 集英社】その他 )
こんなのもある。
「理詰めの世界=デイサイエンスと主観的で創造的な非理性世界=ナイトサイエンスがあり、もっと凄いのは、ミッドナイト・サイエンス=理性半分ぐらいまひマヒした直観・霊感の世界。こうなると もう理屈じゃない。突然やって来る。」(©:分子生物学者 村上和雄さん )
「サイエンスには元々目的なんかない。謎に対して好奇心で取り組むだけ。」
(©:遺体科学者 遠藤秀紀さん )
こんな言葉に出会うと、
「映画もそうかもしれないな。行き着くところまで行った袋小路だなんて大間違い、まだまだ玄関先でうろちょろしてるだけで、奥はもっともっとずーっつとずーっつと深くて広い。迷子になるには千年早い、‥」
そんな気にもなって、元気が出てくる。