2ペンスの希望

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韓国映画 出遅れて

21世紀に入ってからの韓国映画と日本映画のレベルの差は、歴然たる事実、積年の映画ファンなら誰しもが認めるだろう。その違いがどこからくるのか、百人いれば百の指摘があるにしても、だ。周回遅れほどのこの現実を避けて日本映画は語れまい。進めまい。

国家戦略、制作システム、原作依存とオリジナル指向、プリプロダクション重視、プロデューサー力、テレビとの距離(相互依存と隔絶非接点)配給・興行スタイル(ブロックブッキングの遺制とフリーブッキング、ワイドリリース、チケット税、‥etc.)検討課題は山積みだ。答えは一つじゃない。百の論点・議論を重ねるためには半端ない時間とエネルギーが必要だろう。一ブログ氏には手に余る。

今日は、彼我の差を一つだけ。

ソウル市地下鉄4号線 明洞駅近くにある開架映画専門図書館「シネライブラリー」建物内には2館5スクリーンがあり、映画を観た人は、1万冊あまりの映画関連書籍が閲覧できるそうだ。イイなぁ。

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