2ペンスの希望

映画言論活動中です

意地悪ハスミンと岡田君

熱心なネット渉猟派ではないのだが、岡田秀則さんのことを当たっていたら、こんなページに出くわした。

意地悪爺さん数世代のちに続く後輩 真性映画中毒患者二人の対談。

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いささか古いが、賞味期限切れではなさそうだったので、リンクを貼って便乗コピペさせて「いただき まぁ~す」。

rittorsha.jp

森はるかについて

「誰でもができること」になってしまった時に、どうするのか。「誰にもできないことを、どうするか」ということが、いま誰にも分かっていないんです。

「映画に何らかの形で足をすくわれてしまって、そこから逃げ出せなくなったけれど、逃げ出す以上のことを自分はしてやるんだ」という感じの人がいるけれど、それとは違うんですね。

なんか本当に、独りで映画を発明したようなところが‥。

 

スマホ時代の映画体験について

自分より見ているものが小さいと、軽蔑が働くんです。だから自分より大きいものだと、軽蔑がどこかで削がれるわけです。ですから、大きなスクリーンで見なければいけないと思いますね。それから、小さいものというのは、解像度の問題もありますけれど、やはり絶対に見えないものがあるんですよ。

知らない人と一緒に映画を見ているのが良いのではないかと‥

知らない人と一緒に映画を見るというのは、怖いことなんですよ。隣にいる人が誰なのか、全然分からないわけですから。それからやっぱり、拘束されないといけないということ。テレビやスマホの画面で見たって、拘束はされないんですよ。

映画より自分が先になってしまう。

今は、「見せてやらないぞ!」という姿勢が必要なような気がします。

 

う~むっ、オールド映画ファンにはどれも分からぬわけでもないのだが、先輩風を吹かせているところも少し感じる。若い衆はどうなんだろうか?