熱心なネット渉猟派ではないのだが、岡田秀則さんのことを当たっていたら、こんなページに出くわした。
意地悪爺さんと数世代のちに続く後輩 真性映画中毒患者二人の対談。
いささか古いが、賞味期限切れではなさそうだったので、リンクを貼って便乗コピペさせて「いただき まぁ~す」。
小森はるかについて
◎「誰でもができること」になってしまった時に、どうするのか。「誰にもできないことを、どうするか」ということが、いま誰にも分かっていないんです。
◎「映画に何らかの形で足をすくわれてしまって、そこから逃げ出せなくなったけれど、逃げ出す以上のことを自分はしてやるんだ」という感じの人がいるけれど、それとは違うんですね。
◎なんか本当に、独りで映画を発明したようなところが‥。
スマホ時代の映画体験について
◎自分より見ているものが小さいと、軽蔑が働くんです。だから自分より大きいものだと、軽蔑がどこかで削がれるわけです。ですから、大きなスクリーンで見なければいけないと思いますね。それから、小さいものというのは、解像度の問題もありますけれど、やはり絶対に見えないものがあるんですよ。
◎知らない人と一緒に映画を見ているのが良いのではないかと‥
◎知らない人と一緒に映画を見るというのは、怖いことなんですよ。隣にいる人が誰なのか、全然分からないわけですから。それからやっぱり、拘束されないといけないということ。テレビやスマホの画面で見たって、拘束はされないんですよ。
◎映画より自分が先になってしまう。
◎今は、「見せてやらないぞ!」という姿勢が必要なような気がします。
う~むっ、オールド映画ファンにはどれも分からぬわけでもないのだが、先輩風を吹かせているところも少し感じる。若い衆はどうなんだろうか?