岸政彦さんと柴崎友香さんの共著『大阪』【2021.1.27. 河出書房新社 刊】を読んだ。此花区や大正区など大阪の左半分好きを綴った本で面白かったが、既視感があって驚きはなかった。メッケものは、小川雅章さんの装画。
不意打ちだった。一瞬に子供の頃の空気・匂いが蘇ってきた。そうだったよなぁ、砂利道に水溜りだったよなぁ、ひんやりした風には金属の味が混じっていたりしたよな。
おもわずググッてしまった。小川さんは、永らくアメ村近くで「楽天食堂」という町中華のお店をやってきた料理人でもあるようだ。近所にあった原っぱや工場が懐かしいという向きにはオススメ ⇒ 小川雅章*WEBSITE