今日10月27日は「文字・活字文化の日」だそうだ。
知らなかった。2005年に議員立法で出来た「文字・活字文化振興法」に基づいて、11月3日を中心とする二週間の読書週間の初日である10月27日が「文字・活字文化の日」となったようだ。
「公益財団法人 文字・活字文化推進機構」なんて団体も出来ている。
以下は、阿刀田高 現会長の「ご挨拶」
今日ほど、文章を読み解く力、情報の真贋を見極める力、情報を発信する際の倫理観を求められる時代があったでしょうか。
ほとんどの人が、スマートフォン等のデジタル端末を持ち、インターネットやSNS 等で常に世界や他人とつながっている現代。私たちが触れる情報量は飛躍的に増えました。しかし、そうした情報には、有益なものだけでなく、フェイクニュースやヘイトスピーチも溢れています。私たちには、受発信のいずれの場合にもリテラシーが求められます。 朝、家に届く新聞を広げて一日が始まる私も、スマートフォンでネットサーフィンをする人も、そこで出会うニュースで世界を知り、自分なりの考えを深めていきます。
ペンで原稿用紙に小説を書く私も、親指一本でスマートフォンに文章を書く人も、文字・活字文化の恵沢に浴しています。
これからの時代、紙とデジタルが対立するのではなく、それぞれの特性を活かした共存により、文字・活字文化をいっそう推進していかなければなりません。
う~ん、ごもっとも。だけど、射程短く近視眼的でこころが動かないなぁ。
ところで「文字・活字文化の日」があるのなら「映像・映画文化の日」があっても良のかも‥、なんて考えたけど、まあ、政治家や役人が関与するとろくなことにならない、という前例も山ほどあるしなぁ、やめておこう。