2ペンスの希望

映画言論活動中です

零から

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零から新しく若い世代の映画"観客"を育成せよ!

そう 啖呵は切ってみたものの 管理人に目算があるわけではない。映画をつくる側の仕事には少しは携わってきたが、見せるとか、映画の見方を教えるなんて経験も自信もない。どうするかな、と思っていたら、たまたまこんな本に出会った。

三宅香帆さんの『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説面白く読む方法 』【2020.9.25. 笠間書院 刊】

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巻末の著者紹介にはこうあった。

三宅香帆:1994年生まれ。高知県出身。京都大学大学院人間・環境学研究科博士前期課程修了。大学院時代の専門は萬葉集。大学院在学中に書籍執筆を開始。現在は東京で会社員の傍ら、作家・書評家として活動中。

読み始めたら、スコブル面白い。もちろん面識は全くない。けど、地獄で仏もっけの幸い、渡りに船、此処で会ったが百年目だ。この三宅本を下敷きに、手探りで零から新しい映画"観客"づくりについて考えてみようと思い付いた。

無論一切断りなしの所業。ヒトのふんどしでの独り相撲。マズいようなら、取り下げる。が、ぼんくらロートルの切実 真剣なお遊びと寛恕いただけるると有り難い。明日から本を読み進めながら同時進行で書いていくつもり。