2ペンスの希望

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ペンネーム ハンドルネーム

ペンネームというのがある。昔々からある。実名を伏せて筆名で執筆した創作物。名のある作家であることが知られることもあれば、訳ありで秘した覆面作家というケースもある。人によっては、ジャンルや内容によって複数ペンネームを使う例もある。ラジオ投稿では、ラジオネームといわれる。芸人なら芸名、芸者なら源氏名といったところか。

SNSが登場して、事情は変わった。ネット界の投稿者は通常 ハンドルネームを使用する。実名は隠し、年齢、性別、職業などあらゆる素性は明らかにせず、アイコンもイラストにして匿名性の海に沈んで活動する。一方で人気YouTuberや、著名インフルエンサーとしてマスコミに登場する有名人も増えた。

一方で、大手新聞界隈では、いまもなお、ペンネーム寄稿(家)掲載OK、ハンドルネーム寄稿(家) 掲載不可というところがあるようだ。

実名・本名仮称・仮象有名無名記名性匿名性実話作り話、‥‥

はてさて、一体どのあたりに線引き・ガイドラインがあるのだろう。さらに言うなら、そこに違いはあるのだろうか。