山上徹也は手製の銃で現実に向き合った。銃をキャメラに持ち変えて一本の映画が生まれた。
これまで何度も書いてきたが、キャメラを廻すことをシュート shoot と言い、撮られた画像はショット shot と言う。映画は現実を撃つ行為。
ハンドメイドの銃と手作りの自主映画。
馳せ参じたスタッフ・キャストは
撮影 - 高間賢治(73歳)
照明 - 上保正道
美術 - 黒川通利
録音 - 藤林繁
編集 - 蛭田智子
助監督 - 鎌田義孝、能登秀美
スチール - 西垣内牧子
音楽 - 大友良英(63歳) ‥などなど。
高間賢治と大友良英以外は初めて名前を知った。皆それぞれに現場の経験 豊富な達者な映画人のようだ。
高間賢治キャメラマンは、元気だった頃の若松プロゆかりのキャメラマン。伊東英男(懐かしい!)のもとで修業した。一本立ち後は三谷幸喜の初期の映画『ラヂオの時間』『みんなのいえ』などを手掛けている。
大友良英は、言わずと知れたNHK朝ドラ『あまちゃん』でブレイクした音楽家。映画音楽もたくさん作っている。
主人公「川上達也」を演じたのは、
タモト清嵐(30歳 たもと そらん、本名 田本清嵐)映画『止められるか、俺たちを』で「秋山道男:オバケ(これまた懐かしい! 久しぶりの同窓会みたい)」役も演っている。自身のTwitterに完成した映画の感想を挙げている。
足立正生監督の「REVOLUTION+1」観てきました。未観の憶測では決めつけられないので。あっちこっちではなく自分寄り。
? ? ? ロートルには、文意が「なんだか、よくわからん」かった。
ネットでこんなメイキング動画を見つけた。
〈明日に続く〉