2ペンスの希望

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「我に帰る」

若い友人に教えられて、元映画監督・現東京造形大学学長の諏訪敦彦さんという方の2011年度卒業式の挨拶を読んだ。
悪くは無かった。真摯で誠実なお人柄が滲む「送る言葉」だ。
ネットで読めるので、ご興味のお方は、どうぞ。
http://www.zokei.ac.jp/news/2011/124-1.html
一言で言えば「プロ=職業人である前に、一個の人間であることに立ち返ろう」ということになろうか。「我に帰る」と表現したことが肝か。
それにしても、本業はよほど閑古鳥なのだろう。
誰が何をやっても結構だが、人の悪い外野(拙のこと)から見ると、「我に帰る」べきは諏訪さんご自身ではないの、ベクトルが違うんじゃないの、なぞと言いたくなってしまった。イヤハヤ南友(家早南友 ‥永井豪だ。といってももう誰も憶えていないか?)