回文という言葉遊びがある。
昔コピーライターの土屋耕一さんの『軽い機敏な仔猫何匹いるか 土屋耕一回文集』【誠文堂新光社1980年10月刊】を愛読していた。
阿久悠作詞中島みゆき作曲『世迷い言』には「ヨノナカバカナノヨ(世の中馬鹿なのよ)」という歌詞もある。
最近では、手賀沼ジュンというお笑い芸人がTV番組「歌ネタ王決定戦2014」【MBS】で回文ソングを披露し優勝した。(ご興味の向きは、YouTube ででもどうぞ)
ウェヴサイトにも回文ページはあふれている。
ということで、今日は、ネットで拾った回文「世の中‥‥」シリーズ。
(いずれも作者の皆さんには無断での引用。ゴメン)
世の中、バカなのよ
世の中、スカスカなのよ
世の中、余暇なのよ
世の中、地下なのよ
世の中、帰化なのよ
世の中、赤なのよ
世の中、メカなのよ
世の中、美化なのよ
世の中、ピカピカなのよ
要するに、「世の中‥‥」は逆さにすれば、「‥‥か なのよ」となる。
回文界(?)での定番ネタ、初級編なのだ。
最近のお気に入りは、
世の中ね、顔かお金かなのよ
世の中、なかなかなのよ
の二つ。
「まさかさかさま」「意外や意外」 にして、 どこか りある
(言っちゃあなんだが、まぁ、暇つぶしなんだけど‥)
「軽やかに何かやろか」 けど 「難解はいかんな」