2ペンスの希望

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ライター

昨今 評論家というのは流行らないらしい。
ハスミ、ヤマネ以降、とんとお目にかからない。それでも、紙・電波・ウエブ様々なメディアで、映画についての発言や記事は増えているように思う。
が、評論家という肩書きは見当たらない。おこがましいのか、奥ゆかしく謙虚になったのかはよく分からないが‥。
映画ライター、コメンテーター、レポーター、ナビゲーター、コミュニケーターなんてのが並ぶ。映画ソムリエ、コンシェルジェまでおられる。かなり前だが、どこやらの大監督の娘さんが「映画感想家」と自称されていたことを思い出す。
どう名乗ろうとどんな稼ぎ方をしようと勝手だが、プロとしてお金を貰うのであれば、何がしか気の利いた<芸>を披露して欲しい。
受け取る側が苦笑するしかないのや、疲れるだけなのは困る。ましてや、言い訳、責任逃れの肩書きは問題外の外だ。レッドカードを進呈する。