全く知らなかった。
新藤兼人監督の映画『裸の島』のロケ地・瀬戸内海の無人島が競売に掛けられていたことも、買取に向けて少なからぬ映画人が募金活動をしていたことも‥。
今日、京都で開かれたある映画の会で、出席されていた御婦人から教えて戴いて初めて知った。ネットを叩いてみたら、入札は終了、開札の結果７７９万円で落札とあった。（http://sankei.jp.msn.com/life/news/140214/trd14021415480017-n1.htm）
数え切れないほど見て言葉にならぬお世話になってきた映画のひとつだ。そのロケ地が競売に付される。‥不意打ちに何とも云えない気分だ。幻滅でも失望でもない。夢幻（ゆめまぼろし）と現実が地続きにあるかのごとき不思議というか、浮遊感というか。
