2ペンスの希望

映画言論活動中です

初日

昨日から、大阪中崎町で小さな映画会を開いている。
横浜在住74歳になる映画界の先輩が、脳出血で倒れた後も沖縄で海人や島人の映画を取り続ける68歳の友人監督を記録した新作映画のお披露目とこれまでの何本かの傑作映画(だと管理人は思っている)を上映する試みだ。
初日。お金を払って映画を観てくれたお客さんは20人、タダ見(スタッフ関係者)が5人、合計25人だった。多いのか少ないのかはよく解らない。ほとんど大した宣伝はしていないし、上映スペースは30人も入ればあふれて立ち見が出る大きさだから、25人は頃合、というより満員御礼。
嬉しかったのは、くだんの新作を作ったスタッフのお二人が横浜と大宮から顔を見せてくれたことだ。貧乏映画会ゆえ交通費や宿泊費を出してゲストに呼ぶ費用は捻り出せなかった。それでも、自腹で来てくれた。「自分たちの映画がどんな風に見られるのか気になるので行くよ」という気楽さが有り難かった。従って何の動員もかけなかった。
なるようになる。成り行き次第。あなた任せの風任せ。
もうひとつ、関西で長く映画の広告宣伝を仕事にしている女性の言葉も有り難かった。「最近は、元気に頑張っているオバサンばかり目立つが、久し振りに元気なオジサンたちに出会った感じ
映画会レポート 明日に続く。