春のセンバツが始まる。昨年に続いて今年のセンバツは、震災おし、感動・美談おし のようだが‥、プロ野球の方はといえば、はや開幕前から醜い場外乱闘が始まっている。いやはや。
同じ野球とはいえ、高校野球とプロ野球ではプレイヤーもファンも違う。楽しみ方も喜びの大きさも違う。野球好きとしては、高校生の初々しさ・ひたむきさとプロの上手さ・大向こうを唸らせる美技（ファインプレー）どちらも楽しみたい。ともに捨てがたい。違うものだとハッキリさせた上で、両方ともに味わいたい気持ちが湧く。それがファンというものだ。だからこそ、プロ野球が廃れていくのは悲しいし、日本の少年たちが野球よりサッカーに惹かれていくのを見るのはいかにも残念だ。そのためには、「裾野」を広げること「高み」を目指すこと、両方が必要だ。そして何より、好きな｢野球」に打ち込むことだろう。
「映画」も全く同じことだ。
