2ペンスの希望

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職位(新人が神様になるまで)

新潟に「博進堂」さんという印刷会社がある。二十年以上前に仕事を通じて知った。この会社の職位制がとてもよく出来ていた。感心して書き抜き、たまに取り出しては眺めている。
新人=就業を認められる。実地以前の基礎研修。
見習=現場に出て、部分的に実地の仕事に参加できる。
補佐=大部分を習得し、担当を代行できる。
担当=責任を持って一定の仕事を遂行できる。
玄人=常に落ち度・難点のない仕事ができる。
傑人=一般に期待される以上の優れた水準にある。
    (名手、妙手、偉才、異才、才人、傑物、等と称せられるレベル)
達人=常に立派といえる仕事をし、輝かしい業績をあげる。
    (特に精度の高いケースをそつなく処理できる底の深さがある)
名人=感動に値する高い水準の仕事が頻繁にできる。
天才=未踏の境地を切り開いて歴史的に貢献する。
聖人=境地を極め、高度な品格の備わった仕事ができる。
神様=覚者の域に達し、人為を越えた力を発揮する。

さてさて、アナタは今どのあたり?