2ペンスの希望

映画言論活動中です

以下と以外

映画以下と映画以外が大きな顔をして表通りを歩いている。
そんな時代が続いている。
映画以下とは、映画になっていない代物、映画にしようという意識と意欲はあるものの、何かが足りなくて(何もかもが足りなくて‥というのもある)残念ながら映画になっていないもの、つまりは 出来損ない
映画以外とは、映画とは別の代物・映画もどき、別に映画にしなくてもいいものを映画だと僭称している類い、つまりは まがいもの
ともに、心に響くホンモノの輝きは無い。
にもかかわらずエラソーに「映画で御座い」と差し出して恥じない。気付かない。
なにも映画業界に限った話ではない。
最近ブームの「パワーストーン」業界。(ご存じない方に説明すれば、願いをかなえたり健康をもたらすとされてきた天然石のことだ。昨今パワーストーンと総称され人気。それなりに高額で売買されている。)開運、厄除け、‥エトセトラ。拙管理人などはホンマかいなと思ってしまうが、電車に乗ると、腕にブレスレットのような装飾品をはめている人を見かけることも増えている。YAHOO!JAPAN知恵袋でこんなQ&Aを見つけた。

Q:『ミルキークオーツ』や『スモーキークオーツ』などという名前で、濁りや曇りのある水晶がパワーストーンとされていますが、宝石としての価値はどうなのでしょうか?
A:宝石と呼ばれるためには、ある程度の硬度があり、なおかつ希少性があって美しいものでないと、宝石にはなれません。現在、パワーストーンと呼ばれているものの中には、硬度も低く、美しくも、希少でもない、かつては鉱物標本としてしか扱われなかったものから、ショール(ブラックトルマリン)などのように、工業用としての用途しかなかったものまで、パワーストーンの効用をうたって販売されているのが現状です。水晶ですが、硬度は宝石の基準を満たしているものの、希少性はありませんし、いままでは、半貴石扱いだったと思います。半貴石というのは、宝石ほどの希少性のない、その他多くの準宝石を指すものですが、 厳密な線引きがあるわけでなく、通常宝石店で扱われてこなかった石(水晶やアゲート・カルセドニーなどの瑪瑙、その他の不透明石)を指すことが多いです。 これらの半貴石は、宝飾品としてつかわれるよりは、彫刻などを施されて、観賞用の置物などに使われることが多かったように思います。今でも中国などでは、 翡翠は宝石なので除きますが、それ以外のさまざまな石を玉として彫刻の材料として使っています。
結論を言えば、パワーストーンは宝石にはなれませんし、宝石の値段では売れません。
ただ、じゃくず石なのか・・・というと、曇りや色が付いていても、それを生かして味のある彫刻の材料になり、そういう意味では、無価値だったわけではありません。

【YAHOO!JAPAN知恵袋解決済みのQ&A2010.11.19より引用】

う〜ん、他所の世界の話とはとても思えない。
半映画、準映画、くず映画、‥‥‥う〜ん‥‥う〜ん。