2ペンスの希望

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骨と皮

なんとかかんとか、シナリオの第一稿を書き上げた。
題名も主題もまだ内緒。包装紙をとっぱらったみてくれはといえばまあ「骨皮筋衛門」(正確には、骨皮筋衛門之左衛門尉主水之介というらしいが‥)。「骨と皮」ばっかり、がりがり痩せて生硬、ごつごつ骨張った造りで、そのままでは食えそうにない「生煮え」の代物というところだ。それでも「骨格」さえしっかりしていれば良かろう、とりあえずの「設計図面」になれば上等、叩き台になれば及第点、と我が身の非力は棚に上げて、関係者の前にゴロンと投げ出してみるつもりだ。構造が堅固なら、造作・意匠は何とかなるだろう、と暢気に構えるしかない。(汲めども尽きせぬ泉のような映画、と切った啖呵は一旦忘れてくれ。)
改稿・推敲は、これからの作業。「肉付け」し「血を通わせて」いくのは、関わってくれる人々次第。なかんずく演出部・監督の器量と度量、胆力が生命線。映画がチームプレイであることの醍醐味・旨味はここに始まる。ちょっと前に書いた「集団的想像力」の出番である。

ということで、お待たせしました、ブログペースは復調の予定。
ん? だれも待ってなんかいませんでしたって‥。そ、そんなぁ‥‥‥。