2ペンスの希望

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SK1

年初め予告編シリーズ・キューブリック篇。
(誰しも思い当たることだろうが)世評に名高くてもどうしても見られない映画がある。
スタンリー・キューブリックStanley Kubrick,『2001年宇宙の旅』2001:A Space Odyssey1968がそうだ。キューブリックが嫌いなわけではない。むしろ好きな方。前後の映画は繰返し見ている。『2001年〜』については、何度も観る機会がありながら見逃し、そのうちに2001年を超えてしまって、今に至るも未見のままだ。
相性なのかめぐり合わせなのか‥。はたまた深層で嫌っているのか‥。
欧州からアメリカにやって来る監督が多い中、アメリカからイギリスに移った例は珍しい。キューブリックとリチャードソンがともに1928年生まれだということも初めて知った。
                               (上の写真は1940年代の自画像)
非情の罠』Killer's Kiss1955  20代の映画だ。