2ペンスの希望

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モナリザ

昨日に続いて、写真の話題。
ルーブル美術館モナリザを鑑賞する人々を長時間露光で撮影したものだ。

アメリカの写真家 Matthew Pillsburyさんが作った。
写真が加工品、光で描く表現物であることを伝えてくる一枚だ。より正確に言うなら、光の表現を通じて真を写しだすというべきだろうか。
優れた藝術はゆるぎなく不動、それに引き換え人間はふわふわ浮動する生き物‥‥ なんちゃって、色んなことを考えさせられる。
優れた表現に出会うと、想像力が解き放たれていく、その快感。
そういえば、大昔「カ・イ・カ・ン」という台詞が印象的だった映画があったっけ。コレも若い人には伝わらないかも。もはや死語?しかし、快感なくして何が表現か、そう思う。