2ペンスの希望

映画言論活動中です

ふや町昨今

「腰は低いが敷居は高い」京都の旧作VHS専門レンタル店ふや町映画タウンが延命健闘中だ。「最期の月」宣言を発した5月を乗り越え、6月も渡り、7月に至っている。「ここ何年超超低空飛行の連続」とのO店主の発言もある。きっとギリギリ、懸命の健闘なのだろう。それが賢明かどうかは知らない。健闘に検討の余地ありとも思うが、ご当人の前で言う勇気は無い。外野からの無責任な物言いは失礼千万の極みだ。ただ、これだけは断言する。四半世紀をかけた「たったひとりの反乱」が本気であることは間違いない。業界や業界周辺には、映画が好きなのか、映画が好きな自分が好きなのか、よく分からない手合いも少なくない。そんな中、0さんは紛れもなく現代を生きる真正映画人のひとりだ。