「自己」の付く言葉は山ほどある。
「自己満足」「自己顕示」「自己暗示」「自己弁護」「自己主張」「自己欺瞞」「自己嫌悪｣｢自己疎外」｢自己憐憫｣｢自己弁護｣「自己統治」｢自己学習」「自己撞着」「自己破産」「自己犠牲」‥‥と沢山、いやというほどいくらでも出て来る。
昭和の御世には｢自己否定」｢自己批判」なんてのが流行った。
ちょっと前には「自己啓発」「自己実現」なんてのが人気だった。
そして昨今「自己責任」という言葉も取り沙汰される嫌なご時勢だ。
「自己愛」「自己中」なんて三文字熟語もあれば ｢自己矛盾」｢自己保身｣なんてのも いつまでも無くならない。
もっとも、「自己資金」で何をしようと勝手、放っといてくれ！そう云われてしまえば はいそれまで、オシマイだが‥‥‥
いっそ「自己」なんて溶けてしまえば良い、そうすればどれだけ楽になるか‥最近そう思うことが増えてきた。 誰のせい？何のせい？ 気のせいか？
