2ペンスの希望

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お見事リメイク

洋の東西を問わず、リメイク映画はあまり上手くいかないというのが通り相場のようだが、今日は珍しい例外の紹介。スタイリッシュな都会派コメディ。
1947年ダニー・ケイ『虹をつかむ男』
2013年ベン・スティラー『LIFE』』
原題はともに“The Secret Life of Walter Mitty”


良く出来たリメイクだった。
ただ、皮肉だが、1947年版 往年のお気楽予告編に比べて、2013年版LIFEのそれは説明的で、そそられない。 映画のつくり=結構と展開は定番中の定番・オーソドックスにすぎるのだが、本編の魅力はそれ以外にある。
(予告編で魅かれて、映画本編を見るとガッカリするのが常だが、これは逆。嘘だと思われる方は、レンタルDVDで乞うご確認。見れば分かる。損はさせない。)
ハリウッドの進化・底力を感じる筈だ。
付録:主人公の母親役でシャーリー・マクレーンが出てるのもオールドファンには嬉しい。