扉を開けたらエレベータの中は血糊でべっとり。
神戸・王子の美術展『横尾忠則の恐怖の館』の趣向である。
展示室ものっけから「乱歩迷宮」という 暗室・お化け屋敷仕様。写真撮影OKという愉快・太っ腹。
非常口の扉にはインクジェット・プリントで「週刊 少年マガジンの表紙」前にはロウソクが灯る。
サービス精神満点、横尾ワールド全開の展覧会を満喫してきた。
写真もいっぱい撮った。なかで一番ほっこりしたのが「おらは死んじまっただー」1994 162.3×130.9cm 油彩、アクリル・布
管理人大好物の杉浦茂マンガタッチの少年少女たちが並ぶ。懐かしい。きっとその昔横尾少年も夢中になって読んだんだろうなぁと思わず頬がほころんだ。(横尾さんは、管理人より一回り上の子年なので、もう86歳なんだよなぁ)