アメリカ映画のご贔屓は、ポール・ニューマンだった。
1961年製作1962年日本公開 ロバート・ロッセン製作･脚本・監督『ハスラー』
相手役も助演陣も文句無し、丁寧に作られた一篇。
背景がレモンイエロー色のポスターというのも当時としては斬新だった。
あの頃、映画館に貼ってあったポスターは、頼めば上映が終わると貰うことも出来た。もちろん支配人の裁量次第ゆえ邪険に追い払われることもなきにしもあらずだったが‥。四隅に押しピンの痕が一杯ついた縦長のポスターは、ニキビ顔の高校生にとっては眩しい戦利品だった。
予告編は↓。
今見れば拙いセル・アニメ、書き割りの紙芝居みたいだが、５０年前には「イカした」スタイルだった。（「イカした」なんてのも確実に死語だろう。今風に言うなら｢ヤバイ」？いやそれも もはや旬を越えてるか‥‥）
