2ペンスの希望

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映画館新景 トライアル&エラー

日本映画製作者連盟によれば、日本全国の映画館スクリーン数は、
2000年2,524⇒2014年 3,364 と増えている。だが増えているのはシネコンばかりで、ミニシアター単館系を含む一般館はどんどん消えている。
  シネコン:    2000年1,123⇒2014年 2,911 と 2倍増以上 
  シネコン以外: 2000年1,401⇒2014年   453 と 6割減だ。
ミニシアターの経営陣・スタッフは大変だ。死活をかけた生存競争が続く。
ブログやツイッター、YouTube等で情報の定期配信を行っている映画館は多い。
神戸の映画館では、学生限定映画ツアー“シネマツーリング”や学生だけの映画宣伝隊“映画チア部”、“ビブリオバトル映画版”など、イベント企画を連打・乱打している。
歌って踊って盛り上がる仮装・コスプレ上映会も一部では人気、定着化しそうな勢いだと聞く。中には首をかしげるようなのも混じるが、トライアル&エラー=試行錯誤は覚悟の上のことだろう。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、どうせなら性能の良い銃で的を絞って狙いを定めて‥なんて嫌ごとは言わないでおく。
失敗は成功の素 同じ映画人(映画好き)として、いつかクリーンヒットとなることを願う。(今日は謙虚でしょ。)