昨日の『漫勉』山本直樹の回 続き。
細かな技法の話も面白かった。試しに放映中の同時進行ツイート覗いてみた。出るわ出るわ反響わんさか見つかった。 見る人は見てる。
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触っているところは線を消して密着感を出す。(坂本欣弥)
線を消す(抜く)ことで肉感を増す (イナトキ)
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払い線でなく、メビウス線。(破死竜)
注釈:スピード線はペンタッチが出る払い線を使うのが普通なのだが、山本直樹はペン タッチの出ない「メビウス線」で表現している。クールにつきはなして距離感を出す。
ちなみに「メビウス」はフランスのバンド・デシネ(仏語で「描かれた帯」)漫画家ジャン・ジローのペンネーム。大友克洋はじめ晩年の手塚や初期からの宮崎など無数の漫画家に影響を与えてきたビッグネーム。(詳しくはググってみて)
山本直樹にまで影響が及んでいたとは!
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タッチをころしてエモを描く、山本直樹先生はテクノだったか!!! (飯田和敏)
注釈:エモはエロの誤植じゃないよ。エモーションの略。