南米ボリビアにウカマウ集団(スペイン語:Fundación Grupo Ukamau)という映画制作チームがある。リーダーはホルヘ・サンヒネスJorge Sanjinés Aramayo. 自身は白人層の出身だが1960年代から半世紀以上にわたり先住民族たちの映画を作ってきた。
完成12本、未完2本。「ボリビアには現像所がないために撮影フィルムは国外の現像所に持ち出されるが、西ドイツ(当時)の現像所でネガが「破損」したり、ボリビアの税関で「紛失」したりの「事故」のために、二本の重要な作品が完成をみないままに終わっている。」半世紀にわたり彼らに伴走し日本での上映を担ってきた太田昌国さんのレポートだ。管理人も若い頃から何本かは見ている。
「ウカマウ(Ukamau)」とはボリビアの先住民族アイマラ人の母語で「そんなふうなことだ」を意味する。
2012 「叛乱者たち」
18世紀末の植民地時代から21世紀初頭の先住民大統領の誕生までを辿る。