2ペンスの希望

映画言論活動中です

フラット化 つづき 「人のふりした猿にはなるな」

先回、「メディアの混淆」「ヒエラルキーのフラット化」と書いた。過去の権威もオピニオンリーダーも失墜した。すべてが横並び。規律も倫理もなく、統制もなしにてんでんばらばらの押し合いへし合い。

なら、どうすりゃいいのさ思案橋 ~♬ (© 『長崎ブルース』1968 作詞 吉川静夫 作曲 渡久地雅久 唄 青江三奈

自分のアタマで考えることだ。正邪曲折を自分で判断することだ。日本のエンジェル投資家だった故瀧本哲史さんは、かつて こんな檄を飛ばしていた。「人のふりをした猿にはなるな」「自分で考えない人は人じゃない【『2020年6月30日に またここで 会おう 瀧本哲史 伝説の東大講義』2020年4月24日 星海社新書160 】

f:id:kobe-yama:20210801205131j:plain

TOKYO2020 では、「より速く(Faster)より高く(Higher)より強く(Stronger)」に「一緒に(Together)」が加えられた。管理人としては、さらに「よりかしこく(Smarter ?) 」も加えてみたい。