数日前にウェブサイト《Yahoo! JAPAN》で上沼恵美子の「店じまい」の記事を読んだ。(インタビュアー＆構成は社納葉子）全国区は知らないが、関西では知らぬ者なき有名人だ。かくいう管理人も海原千里・万理の姉妹漫才コンビ時代から何十年も楽しませてもらったひとりだ。
お連れ合いは関西テレビの社員プロデューサーだったサラリーマン。彼のリタイヤ後 別居生活を始めた。インタビューに応えて「「たまに会う」という生活の知恵」や「別居と年月と水くささが夫に今まで言わなかった「ありがとう」「ごちそうさま」を言わしめるようになった」と語る。エラソーでキライという向きも少なくないが、「歳のとり方」「幕の引き方」「身の処し方」はなかなかのものだ、と思う。
ヤフーコメントのひとつにこんなのがあった。「気の強さはあるけど、図太くはない」たしかに、そんな印象を受ける。お喋り上手で黙っていられない性分だが、図々しくはない。謙虚で正鵠を射ていることも多い、と感じてきた。
