演技経験の無かった女性4人がロカルノ映画祭で「最優秀女優賞」を獲ったというニュースを聞いた。きっとすぐさま大騒ぎになって、そのうちすっと忘れ去られるのだろうな。
映画は濱口竜介さんの『ハッピーアワー』(元は『BRIDES.(仮)』)。クラウドファンディングで460万円あまりを集め、神戸で作られた。
制作速報がYouTubeにアップされている。
完成した映画は5時間17分。公開予定は2015年の冬らしい。
ちなみにロカルノでは、脚本も審査員特別表彰を受けたそうだ。脚本は濱口さんと野原位さん高橋知由さんの三人共同。山崎樹一郎さんの『新しき民』(岡山・真庭)、佐藤零郎さんの『月夜釜合戦』(大阪・ニシナリ)とともに公開を愉しみに待ちたい。
それにしても5時間17分の映画を上映する映画館がどれだけあるのだろう。間違っても2時間ダイジェスト版上映なんて悪夢は御免だ。 見たくもない。