まったく映画界に限った話しではないが、二世・ジュニアが増えている。血は争えぬというべきかもしれないが、小粒感はぬぐえない。映画監督の息子が映画監督になっていく例も少なくない（劇映画では、深作健太、天願大介、山下耕一郎山下智彦兄弟ら。ドキュメンタリーでは、伊勢真一さんが有名。加えて故伊丹十三も伊丹万作の息子だった。）
もっとも、映画監督の息子・娘がＴＶ局や広告代理店に就職しているケースの方が圧倒的に多そうだが‥。（これはＨＡＬＴＡＮ氏のブログからの蜜輸入情報だが 山田洋次の娘さん、舛田利雄の息子さんがフジＴＶに、佐藤純彌の息子さん、伊藤俊也の息子さんが日テレに、など） ま 食えないんじゃ仕方がない。時代が変わったという以上の思いはない。責めるつもりなんぞさらさらない。そんな権利は誰にもない。それでも、映画の世界に見切りをつけられたみたいで、ちょっぴり寂しい。話しがゲスっぽくなった。お口直しに‥往年の藤純子(富司純子)の一篇。ご存知寺島しのぶのお母さん。今も活躍中だ。おっと、彼女も元を辿れば、東映のプロデューサー俊藤 浩滋の娘さんだった。
ということで、久しぶりに懐かしの予告編を‥。監督の加藤泰さんは、これもまた夭逝した監督山中貞雄の甥っ子。今日は知ったかぶり 全開だった。
