2ペンスの希望

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2ペンスの希望 エンディング

当ブログのタイトルにも拝借している『2ペンスの希望』DUE SOLSI DI SPERANZA 1951年製作のイタリア映画だ。今日はちょっとした訳有りで そのエンディングシーン。
イタリア語がわかる人はそのままどうぞ‥。
ナポリ郊外ヴェスヴィオス火山麓の村、除隊しても仕事がない貧乏な若者アントニオと村の名士・資産家=花火師の娘カルメラとの恋物語。どうせ財産目当てだろうと結婚に反対する花火師の父親に対して、「カルメラのものは全部置いていく。着物一枚だっていりゃしない。‥」と啖呵を切る若者。「カルメラには美しさという身についた立派な持参金があるんだ。こればっかりはあんたたちだって取るわけにはいかないぞ。それとカルメラの心だ。俺を愛してくれている心だ。‥‥
【青文字の台詞は昭和37年7月発行アートシアター4号所載のシナリオから引用】
広場の露天市場、村人や商店主の応援、‥鳴り響く鐘の音。  ご堪能下さい。

お時間がある方は、ブログ命名の由来ページも是非ご覧あれ
http://d.hatena.ne.jp/kobe-yama/20120124/1327359553