2ペンスの希望

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ダメなものはダメ

企業の映画から作家の映画へ。産業としての映画から 個人・事業としての映画へ
時代は変わった。
勝手に作って、勝手に見る。それでいいことになってきた。点数をつけるのは間違い。
個性尊重。みんなちがってみんないいってか。小鳥や鈴でもあるまいに。みんな横並びの悪平等
「点数をつけないこと」と「評価しないこと」は違う。無視すること、スルーすることそれ自体が評価なのだという意見もあるが、管理人は与しない。それぞれがタコツボに閉じこもって、我関せずでは、傷つかないかもしれないが、成長もなかろう。そう考えるオールド派だ。
駄目なものは駄目だとはっきり言ってやらないといけない。そうでないと勘違いの作家諸君は気づかない。もっとも、それで納まる面の皮の薄さでは昨今「作家」なんて勤まらないのだろうが‥‥。だからこそ、遠くの外野席から野次るのではなく、すぐ傍の耳元で語りかけるべきなのだ。少なくとも管理人はそんなつもりでやってきたつもりだ。
企業の映画だろうと作家の映画だろうといいものはいいし、ダメなものはダメ。
そんなことは常識以前だろう。