「ほとり座(新館)」は、富山県富山市総曲輪にかつてあった公設民営の映画館フォルツァ総曲輪の跡地に2020年6月 再オープンした映画館だ。シネマホール92席、ライブホール50席にカフェスペースを持つ。
YouTubeで動画を見つけた。
作ったのは田辺和寛さん（1978年生まれ）
田辺さんは地元出身、23歳で上京、10年間 DJとして活動したのち2011年33歳で帰郷、２年半ほどイベント企画会社に勤めたのち独立した。
「僕がいつも考えているのは、『五感が震えるか』ということです。感覚を使う時間というのを提供したいんです。新しいほとり座は、ただ席に座って、映画を観て終わりではなくて、その施設に来ただけで感性が一枚はがれたみたいな、感覚を使うあそび場をめざしてつくりました。例えば、来場時にエレベーターが開いた瞬間ハッとさせるような配色でフロアを彩っていたり、作品に合わせて音響を細かく調整したり、売店で売ってるコーラはクラフトか、市販の瓶か、お客さんに好きなほうを選んでもらうようにしていたり、いろいろなところに五感を刺激する仕掛けを散りばめています。現代人がいかに五感を震わさずに生きるようになっているか。そこに気づいてもらえたら嬉しいですね」【Webメディア「ひとまち結び」2021.01.27.配信記事「富山の商店街を拠点にカルチャー発信。感性を刺激する、田辺和寛さんのまちづくり」より】
ただ見るだけでなく、五感を震わせて 映画を浴びる映画館。 いいなぁ、気持ちよさそう。
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