昨日に続いて‥カッパ・ブックス逸話本から。「文章十則」
光文社の週刊誌「女性自身」3代目編集長の桜井秀勲氏が提唱したものだ。
一、やさしい文章で書くこと。
二、文章の長さに気をつけること。
三、まず“動”からはじめよ。
四、臨場感、生活感のある文章。
五、胸から下に打ち込め。
六、色彩のある文章を書け。
七、重要なところは繰り返せ。
八、肉体感を出せ。
九、ひとりの読者に向かって書け。
十、教訓調ははずせ。
当たり前のことが並んでいるだけみたいだが、実際筆を握ってみるとそう簡単には行かないことが分かる筈だ。 映画の文体・スタイルを考える時のヒントにも使えそう。