2ペンスの希望

映画言論活動中です

大胆素敵

深夜ラジオは隅に置けない。
今日は、「自分の映画館を持ちたい」という積年の夢を実現させた横浜の女性の話題。横浜シネマリン代表 八幡温子さん。ラジオで知った。残念ながら面識はない。
横浜シネマリンは、横浜伊勢佐木町商店街に隣接する映画館である。1954年創業。 デジタル化の波に乗れず昨春休館、60年の歴史に幕を閉じようとしていた。それを知った地元の映画好き八幡温子さんが経営権を買い取り、2014年12月リニューアルオープンさせた、という話だ。お金の算段も費やすエネルギーもハンパないものであろう。
世代交代、新陳代謝は世の習いとはいえ、いかにも大胆素敵!素敵過ぎる。
新たな門出、映画人の登場を心より寿ぎたい。
遠くからすぐそばで、長命長寿を願いたい。
席数102。映像音響設計は堀三郎さん、内装・照明デザインは岩崎敬さん、番組編成協力は元・吉祥時バウシアター副支配人の西村協さん。オーディトリウム渋谷から譲り受けた35mm映写機2台とともに、新たにデジタル上映用DCPプロジェクター・シネマサーバーも装備した。
YouTubeで「Making of 横浜シネマリン」(11分57秒)を見ることができる。↓
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=SboHP0kYERk