2ペンスの希望

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追従型書店

高校時代の友人に誘われ、梅田に出来た駅型商業施設の蔦屋書店に出掛けてきた。週末ゆえか黒山の人人人、若い人たちだけかと思ったら、管理人と同世代の団塊親父も結構いた。
ライフスタイル提案型書店というふれこみの大型書店。ビジネス・人文・美容・健康・旅行・アートなどの括りごとに売り場がレイアウトされ本だけでなく関連商品も並ぶ。映画は見当たらない。店員さんに聞いてみたところ、たらい回しの末、映画関連書籍は置いていないとの返事。映画雑誌がちょびっとあるだけ。それも韓流と若手アイドルものばかり。かろうじてキネ旬はあったが、○○芸術も、○○秘宝も置かれていない。そんな中、雑誌POPEYEの映画特集本「僕の好きな映画。」のバックナンバーだけが何十冊も平積みされていた。
結局、ビデオショップのTSUTAYAと同じで、売れ線のトレンド後追いでしかなかった。
提案型というより、上っ面なぞりのカタログ追従型にしか見えなかった。
二度と行かない。 だってホントに何にもないんだもん。