2ペンスの希望

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三位一体

昨日の続き。映画『旅する映写機』のパンフレット冒頭に、プラネット映画資料図書館 神戸映画資料館安井喜雄館長さんの文章が載っていた。
その昔「映画は三位一体だ」といった人があった。すなわち「観る」「創る」「映写する」の三つが揃って初めて「映画する」ということになるのだそうだ。映画好きの多くがどれか一つに偏っていて、三つともやる人はごく限られているように思う。映画を観る一般観客や研究者や批評家、映画を創る監督や作家や撮影などのスタッフ、それらの人たちに比べ映写する映写技師への評価は大変低いように思われる。‥‥研究者や批評家や監督の名前を知っていても映写技師の名前を知っている人が皆無なのは悲しいことである。 (中略) 私はできるだけこの三つともやりたいと常々思っているので、映写も自分でやるように心がけている。」とあった。深く同感。 
実は拙管理人も三つともやる。ひそかな自慢。だから 今日は小さくエッヘン<( ̄^ ̄)>
さらに余計なことをひとつ。 いま映画界に必要なのは、
理論家より技術者、文化人より商売人。それ以外は余ってる。