面白い映画感想文を見つけた。
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そもそも、原作はこんな話じゃないだろ……いや、こっちのほうが、原作より「面白い」んだけど、「映画的な面白さ」に寄りすぎてしまっているような気もします。
ラストシーンは、(正直、どう解釈していいのかわからないところもあるのですが)えっ?何それ?もし「そういうこと」なら、なんか僕は好きじゃないなあ、こういう「結末」は、って思ったのです。
でも、好きじゃないけど、「いい映画」「心に引っかかる作品」ではあるんですよねこれ。
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僕は自分の車を、誰かに運転してもらっているだろうか。
誰かが、僕に自分の車のハンドルを預けてくれるだろうか。
僕はこの映画を、たぶん「わかっていない」のだと思います。
でも、いま、観てよかった。
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何の映画の感想かは書かない。ヒントもあるので判る人も多いかも。
筆者は、映画を見ながら「ご自身の母親が亡くなったときのこと」を語っている。これがまたいい。
もったいぶらずに書こう。
はてなブログのお仲間(といっても大先輩、読者も桁違い)だ。面識はない。
けど、映画の文章で飯を喰っているそこいらの自称プロライターとは大違い、一級の「映画感想家」だと思う。自分の居場所に立って、映画の隅々までを骨までしゃぶり尽くす。見るプロだと感心した。
是非 上記で全文をご覧あれ。
(村上春樹への「チクりの一刺し」も痛快 共感する。)