最早誰もが知るビッグネームは成立しない。どの世界もそうなってる。
音楽も絵画も文学も‥何もかもすべての業界が。
国民的歌手、誰もが口ずさむ流行歌、なんてのは遠い遠い昔の話。
細分化。タコツボ化が果てしなく進む。カルトの発見・発掘大競争時代。
その筋では多少知られてる、とか、一部に熱狂的支持・人気あり、なんてのばっかりがゴロゴロ、うじゃうじゃ。
皆それぞれにそこそこ売れてる、そこそこ喰えてる。豊かになったということか。
結構なことじゃない。そういう意見もある。
けど、裾野は広がれど、峰必ずしも高くならず‥そんな思いが深い。不快だ。
猫も杓子も躍るのに忙しい。味噌も糞も一緒くた。
誰もがDIY。作るのに忙しくて、人のものを見たり聞いたり、受け留める力が落ちた。
結果、受容力・咀嚼力が恐ろしく劣化してるのがオソロシイ。オソマツ。
オレ流ばっかりが横行し、見巧者、目利きは減少したのかどこにも見当たらない。
プロの観客が育っていない。このツケは大きい。いまさら気づいても、後の祭りだが。
今日はショボい愚痴話でゴメン。
