カサヴェティスの1959『アメリカの影』もクラークの1964『クール・ワールド』も高校時代に大阪堂島の毎日会館ホールで観た。その時一緒に観たもう一本がライオネル・ロゴシンの1956『オン・ザ・バワリ―』だった。(邦題もそのままだったと記憶するが、ググってみたら『バワリ―25時』となっていた。)
ドキュフィクション映画という言葉も知らず、もちろんモキュメンタリーなんて言葉も出回っていなかった頃の話だ。「記録映画も劇映画も何でも来い、どれも映画として見るだけだ」今に至る管理人の映画観の根っ子は、この辺りだったのかも知れない。