読んだふりはしたけど、ぶっちゃけ、よく分かんなかった！‥‥ハイ、正直に手をあげてください。あなたにとって、。そんな小説はありませんでしたか？
三宅香帆さんの本はこうはじまる。
傑作だ、ってみんな言ってるのに。私がアホだから、読めないんだ。昔の私は殊勝にもそう思っていたのですが。日々いろんな本を読むうちに、いつのまにか昔は難しいと思っていた小説もたくさん面白く読めるようになったんですよ。今の私が、アホじゃなくなったのか !? 読解力をつけるトレーニングをしたのか !? ‥‥残念ながら、答えはノーです。
ただ、昔よりもちょっと、「小説を面白く読むコツ」を理解しただけなんです。小説を面白く読むための、ちょっとしたコツって、あるんですよ！!! 「小説を書くのはめっちゃ難しけれど、読むのは誰にでもできる」と思われているのでは‥。私は、この風潮、おかしいやろ！と思っております。小説を分かったふりせず面白く読むのって、実はコツが必要な行為なんだぞ！ と。（まえがき――読んだふり、卒業！）(太字強調は 引用者 なお一部適宜割愛アリ 乞う御容赦）
以下、「 小説／本 ⇒ 映画 」と置き換えて、どうぞ。
