2ペンスの希望

映画言論活動中です

ゾッキ本 いや めっけもん だった

ご近所の古本屋さん=口笛文庫の店先には いつも 税込み100円の格安本が並んでいる。いわゆるゾッキ本。ひと山いくらの処分品のたぐい。

先日 こんな一冊を発見。税込み百円。即買い。 中野翠 著『小津ごのみ』【2008年2月 筑摩書房 刊】

PR誌「ちくま」連載時 【2005年6月~2007年7月】にとびとびながら読んできたはずだが‥うろおぼえ‥単行本【2008年2月】は初めて。(好評だったのかすぐに文庫化【2011年4月】され、かの「読書メーター」には 今も【2023年11月】〝名著〟との感想評価がずらりと並んでいる

ゾッキ本なんかじゃなかった。極上の掘り出し品。昨今とんとお目にかからない めっけもん。予期せぬ拾い物。大当たりのボンマルシェ( Bon Marché )  お買い得 だった。

ということで、明日からしばらく同伴・連載する。乞う お付き合い 。