2ペンスの希望

映画言論活動中です

参考映像

MGM

今日は、ちょっと休憩。ブレイクタイム。 MGM90周年記念特別映像。 " Nobody's perfect " ( 欠点 は誰にでもある ) やっぱり映画は字幕に限る。吹替えではしっくりこない。特にロートルには、ネ。

吹替完声版

吹替版が人気だそうだ。 といってもロングラン中のディズニーアニメの話ではない。 実写映画でも最近は吹替版を選ぶ人が増えているらしい。 字幕を読まなくて済むのでラクチン、聞いているだけで話しが分かる、ということだろうか。生の声を聞きたい、発声も…

転がり草

Tumbleweeds(転がり草)ばかりを集めた動画。 見れば分かる。 その昔 西部劇では御馴染みだった。今、こうしてみると目が離せなくなるから不思議。エキストラが主役を喰ってしまうのも一興(一驚?)

映画館にまつわるシーンばかり

モギリ、スクリーン、客席、映写室、映画館にまつわるシーンばかりを集めた動画。 昨日の『Inglorious Basterds』も何度か出てくる。見知った映画が出てくると嬉しい。

"Because we love making movies!"

タランティーノ監督の『Inglorious Basterds(イングロリアス・バスターズ)』の 撮影現場。 "Action!" ‥‥ "Come on, shoot one more time. Why?" "Because we love making movies!" 「アクション!」 ‥‥ 「さあ、もう一遍やろうぜ、なぜって?」 「俺たちは…

ヒッチコック カメオ?

自作映画にチラリと顔を出すことで知られたヒッチコック監督の 登場シーンばかりを集めた動画。最近ではカメオ出演というのだそうだ。 ウィキペディアによれば、「有名で存在感があるこの装飾品になぞらえて映画などで、ほとんど出演シーンがないにもかかわ…

笑顔

YouTubeでこんなのを見つけた。 Classic Hollywood Smiles With You 同年輩とお見受けする。 懐かしいのがわんさか出てくる。 いいなぁ、人は笑顔に会いたくて映画館に行くのかもしれない。 上手く行かなかったり、落ち込んだときに‥是非。

蜜の味

年初めは、 ヨーロッパ各国の映画が元気だった時代のイギリス映画から。 トニー・リチャードソン『蜜の味』A Taste of Honey 1961 映画はやっぱり蜜の味。

「性格さえ描かれていれば、それで良い」

知らなかった。森崎東監督は小津安二郎を敬愛している。怒劇の作家森崎から小津までは結構距離がある=遠い そう思ってきた。浅はかだった。『頭は一つずつ配給されている』の一節。小津の言葉が引かれ、森崎監督が続けて語る。 「小津監督は言う。 「映画に…

『醜聞』

今日はクリスマス・イブらしい。ということで(何がということでなのかは、どうか余り深く考えずにどうぞ‥)黒澤明監督の1950年『醜聞(スキャンダル)』1950年。 この年黒澤は『羅生門』も撮っている。観客の好み・好き嫌いは世の常だが、管理人にとっては …

翻訳

英語についてはからきし駄目だった。今もそうだ。読めない。喋れない。 それでも外国作家の本を愛読したりしてきた。もちろん翻訳でだ。 「翻訳は一種の批評である」という一文で始まる吉田健一の「翻訳論」にこんなくだりがあった。【典拠:『訳詩集葡萄酒の色…

ドカ(エ)2

昨日に続いて、キャメラマン=アンリ・ドカ(エ)その2。

ドカ(エ)

この頃になると、監督さんもそうだが、カメラマンの名前が気になりだした。 ラウール・クタールとアンリ・ドカ(当時はアンリ・ドカエといってた)が双璧だった。 YouTube で「アンリ・ドカの魔法1〜4」というのを見つけた。 Blu−ray発売にからんだ…

ゴヤ

次にイカレたのは、シャンタル・ゴヤ。可愛かったが、唄はからっきしだった。 『男性・女性』1966年製作・1968年日本公開。 繰り返すが、JLDより先に女優陣に惹かれた。

酒場で唄う

『灰とダイヤモンド』の1シーン。大昔友人から貸してもらったサントラ盤のレコードをカセットテープに録音して毎日毎日聞いていたことがあった。今でも諳んじられる。 今気付いたのだが、2013年1月27日に載せた邦画『他人の顔』の酒場でのシンガーシ…

お目汚し

「銀のさら」という宅配寿司会社のCMが、ネットで話題になっているのだそうだ。 ご覧になれば分かるが、CMの舞台裏を見せていく暴露・自虐型。評価は控える。 ただ、ただただ記号的・薄っぺらな映像のしたり顔にいやぁ〜な汗が出てきた。 映像を見ることが喜…

『堅々嶽夫婦庭訓』

昨日書いた美術展では横尾忠則さんの1960年代のアニメーションが流れていた。 今日は、そのおすそわけ、二本立。 1965『堅々嶽夫婦庭訓』(かちかちやまめおとていきん=カチカチヤマメオトノスジミチ) 高橋睦郎の唄がいささか聞き取りにくいので、…

『明日の太陽』

世界のO監督が亡くなって、各地でレトロスペクティブ・回顧特集・追悼上映が企画されている。一挙ほぼ全作品上映(?!)といった謳い文句も見える。ネットを叩いていたら、こんなのを見つけた。O監督のデビュー作としては、題名について会社側と物議をかも…

ずべ公番長

北原ミレイの若かりし頃。映画のゲスト出演。1971年 東映映画『ずべ公番長 ざんげの値打ちもない』監督さんは山口和彦。主演は大信田礼子。 映画の題名には「ざんげの値打ちもない」とあるが、唄っているのは「棄てるものがあるうちはいい」。「ざんげの…

「Alone in the Zone」

今日は迷った末のアップロード。 「Alone in the Zone」 VICE Japan という「世界30カ国に支部を持つユース向けデジタルメディア」が配信している映像だ。昨日の「詩」のせいでもなかろうが、知人がメールで報せてくれた。「同じ境遇にいたら私も同じ行動…

Aki Kaurismaki on Ozu

北欧フィンランドのアキ・カウリスマキさんが小津安二郎について語っている映像を 見つけた。忘れないように挙げておく。 Ozuだけじゃない。1930年代から1960年代にかけて日本の映画は世界水準だった。嘘じゃない。騙されたと思って過去の日本映画を…

維新派

「維新派」が好きだった。「日本維新派」と名乗っていた時代、そのもっと前の「舞台空間創造グループ」の頃からだからファン歴はかれこれ五十年近くにもなる。役者なら、藤野勲、白藤茜、池内琢磨、玉水町煙、高橋章代、‥‥、スタッフでは、初期の舞台美術=…

南海平野線

今日はちょっとしたワケありで脱線する。 YuoTubeで見つけた「南海平野線」。 今は昔、四歳の時から十八歳まで沿線の「股ケ池(ももがいけ)」に住んでいた。 大阪ディープサウスの子。田辺、北田辺、南田辺、西田辺、文の里、駒川。 歩いていける範囲に映画…

まっちゃん

何十年ぶりかに見直して、失望する映画もあれば、あらためて舌を巻く映画もある。 木下惠介監督『二十四の瞳』(1954)は後者だ。世評名高い名作ゆえ「何を今更」と言われそうだが、若い頃はその真っ当なヒューマニズムが面映くて敬遠していた。昨秋見直…

劣等生

昨日の競輪上人と同じ1963年に作られた『われら劣等生』ノーマーク。全く知らなかった。制作はワールドプロ 配給は松竹。監督は当時日本テレビのディレクターをしていた佐藤雄三(不勉強で存じあげない)どんな事情があったのかは知らないが、この頃既に…

キートン

CGやデジタル技術でいまや出来ない映像表現はなさそうだが、加工精度が上れば上るほど 無味乾燥に感じるのは、歳のせいか時代のせいか。映画の初期、正味の身体運動性でスクリーンを縦横に駆け巡ったスターたちが実在した。 今日は代表選手を一人=バスター…

進化?退化?

昨日ラジオのことを書いたのに、今日はテレビと新聞の話題。 いい訳めくが、昨日まで旅に出ていた。旅先のホテルでは普段しないことをする。NHKの朝のニュースを見て、日本経済新聞とスポーツ新聞を読んだ。その中から三つ。 その一:NHKおはよう日本10月…

駅舎投影

東京駅でこんな見世物が開かれた。朝日新聞に拠れば、1万人を超える観客が殺到して初日は予定を中断したとのことだ。YouTubeに画像が上がっている。 ロンドン五輪の開会式でも使われていた「3Dプロジェクションマッピング」という映像技術だそうだ。なかな…

作為2

映画が作為のかたまりであることは、100年以上前からハッキリしていた。 トリック撮影の祖ジョルジュ・メリエスの短編二本。 ドキッとしたりハッとしたり、それがない映画は退屈だ。芸がなさ過ぎる。

映画を届ける

今日も若い友人に教えてもらった話題。彼らは、映画の出張上映で飯を食っている「映写のプロフェッショナル」だ。映画館に所属する映写技師ではなく、国際映画祭に依頼されての映画上映から、小学校・公民館での映画会まで呼ばれれば機材持参でどこへでも出か…